【家族向け】初めての在宅介護で知っておきたい訪問看護

東京都練馬区で運営する

「あさひ訪問看護ステーション」の
「訪問看護コラム」です。

今回のテーマは
「【家族向け】初めての在宅介護で知っておきたい訪問看護のこと」
です。

「自宅で介護をしてあげたいけれど、ちゃんとできるだろうか…」
「体調の変化に気づけなかったらどうしよう」
そんな不安を抱きながら
介護を始めるご家族は、とても多いです。

この記事では、
ご家族が在宅介護を始めるときに知っておくと安心できる
「訪問看護の役割」についてお伝えしていきます。


第1章 家族だけで抱え込まないために
第2章 在宅介護で訪問看護があると安心な場面
第3章 ご本人とご家族、両方の安心のために


 

第1章 家族だけで抱え込まないために

 
ご家族を介護するということは、
愛情や責任感から始まることが多いです。

「できるだけ自分でやってあげたい」
「家族だからこそ支えてあげたい」

そう思うお気持ちはとても自然なことです。

ただ、介護は一日や一週間で終わるものではありません。
毎日の食事や排泄の手助け、夜中の見守りや通院の付き添い…。

その積み重ねは、知らず知らずのうちに
ご家族の体と心を疲れさせてしまうことがあります。

だからこそ大切なのは、
「家族が全部抱え込まなくてもいい」という考え方です。

看護が必要な部分は専門職に任せることで、
ご本人だけでなく、ご家族の安心や健康も守ることができます。

 
 
 
 

第2章 在宅介護で訪問看護があると安心な場面

 
1. お薬や病気の管理

「薬を飲み忘れていないかな」
「この咳、大丈夫かな?」
そんな小さな心配は誰もが抱えます。

訪問看護師は定期的に体調をチェックし、
服薬の状況を確認します。
ご家族が気づいた不安もその場で聞き、
必要なら医師にができる存在です。

2. 医療処置が必要なとき

胃ろうや在宅酸素、
インスリン注射など、
専門的な医療行為は
ご家族だけで対応するのは大きな負担です。

訪問看護師が行うことで
「間違えたらどうしよう」という不安から
解放されます。

3. 体調の変化に気づく力

「なんとなく顔色が悪い」
「足がむくんでいる」など、
普段一緒にいるご家族だからこそ
気づけることもあります。

その気づきを訪問看護師に伝えると、
病状の悪化を早めに防ぐことにつながります。
看護師はご家族の「気づき」を
とても大切にしています。

4. 介護の悩みを相談できる相手

「お風呂に入れるときに転ばせそうで怖い」
「褥瘡をどう防げばいい?」
こうした日常の悩みを安心して話せる相手としても、
訪問看護師は心強い存在となります。

介護の工夫を一緒に考え、
気持ちを支える役割もあります。

  

第3章 ご本人とご家族、両方の安心のために

 
在宅介護を続けるうえで一番大切なのは、
ご本人だけでなく
介護するご家族の
心身の健康を守ることです。

訪問看護を利用すると、

ご本人は安全に専門的なケアを受けられる

ご家族は「ひとりで抱えていない」という安心を得られる

この両方が整います。

「できる限り家で過ごさせてあげたい」
「施設に入る前に、もう少し自宅で一緒にいたい」

そんな願いを支えてくれるのが訪問看護です。
 

まとめ

 

在宅介護は、
ご家族だけで頑張るものではありません。
地域の専門職と力を合わせながら、
ご本人らしい暮らしを一緒に守っていくものです。

初めて介護を始めるご家族にこそ、
「看護師に頼ることは自然なこと」
と知っていただければと思います。
 

■ あさひ訪問看護ステーションのご案内
所在地:〒179-0073 東京都練馬区田柄2-27-29 フレンドマンション106号室
TEL:03-5968-6211 FAX:03-5968-6212
営業時間:月~金 9:00~17:00(土日祝休)
訪問対応エリア:練馬区・板橋区・和光市
運営法人:株式会社リブイン https://lihd.co.jp/livein/
ホームページ:https://lihd.co.jp/asahi-houmonkango/

 
 


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