「ご自宅でもここまでできる」訪問看護で支える安心の医療

東京都練馬区で運営する
「あさひ訪問看護ステーション」の
「訪問看護コラム」です。
 
『こんな症状でも大丈夫?』訪問看護で対応できること
~“家で過ごしたい”を叶える、あさひ訪問看護ステーションのサポート~
 
「訪問看護って、どこまで対応してくれるの?」
「こんな状態でも、自宅で療養できるのかな?」
 
そんな不安の声を、私たちは日々いただきます。
確かに、
病院のように設備がない場所で
本当に大丈夫なのかそう感じるのも無理はありません。
 
けれど実際には、
訪問看護が対応できる内容はとても幅広く、
在宅でも安心して療養を続けられる体制が整っています。
この記事では、
訪問看護がどのように
ご本人とご家族を支えているかを、
実例を交えてご紹介します。
 

第1章:訪問看護でできること
第2章:こんなことも訪問看護で対応
第3章:訪問看護は“暮らし”を支える医療

 

第1章:訪問看護でできること

 
訪問看護では、
看護師などが定期的にご自宅を訪問し、
ご本人の体調管理や医療処置を行います。
医療的なケアとしては、
点滴や注射、経管栄養、
在宅酸素の管理などがあり、
カテーテルや胃ろうの管理、
床ずれ(褥瘡)の予防や処置も含まれます。
 
また、日常生活の支援としては、
清拭や入浴、排泄のケアのほか、
食事・水分摂取の見守り、
転倒を防ぐ住環境づくりも行います。
 
さらに、
心のケアも訪問看護の大切な役割のひとつです。
不安や抑うつのある方には傾聴を中心に寄り添い、
認知症の方への接し方をアドバイスしたり、
ご家族の介護疲れへの相談も受け付けています。
 
終末期には、
ご本人とご家族の意思を尊重しながら、
自宅での看取りやその後のグリーフケアまで寄り添います。
 
 

第2章:こんな疾患や状態でも、訪問看護で対応できます

 
訪問看護は、
病名や年齢に関係なく、
在宅で療養したい方を対象としています。
 
たとえば、
脳梗塞や脳出血の後遺症
パーキンソン病やALSなどの神経筋疾患
心不全や高血圧、狭心症といった循環器疾患
COPD、喘息、肺炎などの呼吸器疾患
がんの治療中や緩和ケア・終末期
認知症や老年期にみられる複合的な症状
精神疾患(訪問看護指示書がある場合)
小児の医療的ケアが必要なケース
 
といった方々が、訪問看護の対象となっています。
 
実際に寄せられるご相談は、
「夜中に熱が出たらどうすれば?」
「最近食事が減ってきて心配」
「介護が家族だけでは難しくなってきた」など、
切実な声ばかりです。
 
私たちは、処置だけでなく、
その人の「生活」や「気持ち」
にも寄り添うことを何より大切にしています。
 
 

第3章:訪問看護は“暮らし”を支える医療

 
訪問看護は、病院の代わりではありません。
それぞれの方の「暮らし」を中心に据えた、
地域での医療の形です。
 
たとえば、訪問時には
「表情はいつも通りか」
「食事はしっかり摂れているか」
「声に元気があるか」
といった小さな変化を見逃さず、
必要があれば主治医やケアマネジャーと連携します。
 
また、安心して在宅療養を続けられるよう、
訪問頻度の調整(体調に応じて柔軟に対応)
医療保険・介護保険の併用
24時間体制での緊急対応
医師・救急とのスムーズな連携体制
 
といった仕組みも整えています。
 
「家で過ごしたい」
「家族のそばで安心して療養したい」
その気持ちを、訪問看護が全力で支えます。
 
訪問看護は、症状にかかわらず、
“その人らしい毎日”を支える医療です。
「こんな状態でもお願いできるのかな?」
と迷ったときこそ、相談のチャンスです。
 
 

■ あさひ訪問看護ステーションのご案内
所在地:〒179-0073 東京都練馬区田柄2-27-29 フレンドマンション106号室
TEL:03-5968-6211 FAX:03-5968-6212
営業時間:月~金 9:00~17:00(土日祝休)
訪問対応エリア:練馬区・板橋区
運営法人:株式会社リブイン
ホームページ:https://lihd.co.jp/asahi-houmonkango/

 
 


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